長くなるので今回は分割して、2回でお届けします。
さて、あの昔──NCに乗っていた翌年のこと。たがっちさん、よっぴーさんと3人で、ビーナスラインにお泊まりツーリングに行ったのを覚えています。
しかしその日はあいにくの雨。霧で何も見えず、ただひたすら走るだけという不完全燃焼なツーリングでした。
とはいえ、ツーリング以外の食事や夜の飲み、翌日の松本観光などはとても楽しく、当時の彼女も連れて行ったこともあって、よい思い出です。
そんな心残りをずっと抱えていたのですが、ロードスターを買ったことで、「もう一度リベンジしたい！」という思いが再燃。
ちょうど11月の3連休に、妻が子どもたちを連れて義母・義兄たちと出かけてくれるというので、これはチャンス。
天気予報では金曜から土曜の朝まで雨でしたが、そのあとは高気圧に覆われて快晴とのこと。
「これは行くしかない！」と、急遽ビーナスライン行きを決定しました。
ただ、日帰りはさすがにキツい…。宿を探しましたが、この三連休、松本や蓼科あたりはどこも満室。
少し離れた場所を探していたところ、清里に会社の保険を使えば“半額で泊まれる宿”を発見！
これで準備は万端。往復500kmのソロツーへ出発です。
ルートはこんな感じでした。本当はメルヘン街道から299号線に行こうと思っていたのですがちょっと間違えましたね。
全部下道。なかなかの地獄……いや、楽しみ。途中で温泉を挟みつつ、のんびり行くことにしました。
ホテルには夕方着でいいので、朝はゆっくり目に出発。246を下り、宮ヶ瀬から道志へ。
雨上がりで路面はまだ濡れており、水しぶきも多かったので、屋根を閉めて走行。
時々タイヤが滑りそうになりながらも、楽しく走り抜け、道志の道の駅で朝食にポトフをいただきました。
いつもは仲間とツーリングなのであまりゆっくりできませんが、今日はソロ。のんびりと朝ごはんと景色を満喫しました。
その後は温泉へ。春先にも行った、山中湖近くの「紅富士の湯」。
ここ、安くて広くて、目の前に富士山がどーん！ 景色も抜群。
サウナ後に入るぬる湯がまるでミネラルウォーターのように柔らかくて最高なんです。
サウナ自体はぬるめですが、そこもまた良き。
しっかり1時間ほど風呂を堪能し、ランチ＆マッサージチェアでまったり。
うーん快適。もう帰ってもいいんじゃない？（笑）
いやいや、まだこれからです。
身も心もほぐれたところで、清里に向かいます。
途中、初めて「トライアル」を発見。安いと評判のお店ですが、どんなもんかと立ち寄り。
うーん、確かに安いけど……そこまで？という感じ。
しかも現金オンリーなのが、個人的には少し残念でした。
仕事以外で山梨に来たのは久しぶりで、以前「スポーツランド山梨」に行ったとき以来。
四方を山に囲まれた風景がどこか不思議で、ちょうど夕暮れ時だったこともあり、山の陰影がとても美しかったです。
そんなこんなで清里に到着。この翌週には清里MTGがあるようですが、可能なら来年応募してみたいと思います。
チェックイン前に駅周辺をぐるりと散歩しましたが、17時を過ぎるとほとんどのお店が閉店。
見事に夕食難民です（笑）。
でも観光名所のミルクポットを見られたのはよかった！
そしてホテルにチェックイン。
この連休中でほとんどの宿が満室のなか、会社の保険で安く泊まれたのは本当にありがたかったです。
内装は少しノスタルジックで、マスターが1人で切り盛りしている様子。
ロビーには絵本がずらりと並んでいて、「子どもと来てもいいな」と思いました。
……ただし、壁がかなり薄い（笑）。子連れだと逆に気を使いそうです。
夕食はホテル近くのほうとう屋「小作」さんへ。
古民家風の民芸調な内装の雰囲気がとても良く、ほうとうも大盛り、かき揚げ丼もボリューム満点！
お腹いっぱい、汗だくになりました。
そんな感じで1日目は早めに就寝。翌日のビーナスラインに備えます。
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